五月病

五月病という言葉を調べると「新しい環境に慣れることが出来ずに憂鬱な状態」といった意味が書いてある。

 

今の仕事もそろそろもう少しで三年、私生活でも特に大きな変化もない僕には当てはまらない言葉だろう。

 

僕は今年28になる。

やりたいことはたくさんあるけれど、やる気と勇気を持ち合わせていないが為にずるずると大したこともせずここまできてしまった。何かやり始めるのに早いも遅いも本当はないのだろうけれど、何か「30までに今後の人生の方向性を決めなければ」という焦りがある。本当にやりたいことを20代でやりたいと言った数年前の僕に「30代で実現出来るように逆算して長期計画で動いたら?」と助言をくれた友人の顔が浮かぶ。木の棒しか装備していないのにドラゴン退治に向かう愚かな勇者さながらである。

 

最近どこかで見掛けた90歳のご婦人言葉がすごく印象的だった。(うろ覚えである)

「60歳の時にバイオリンを習おうかと思ったのだけれど、遅すぎると思って諦めたの。でも後悔してるわ。あの時始めていれば30年は楽しむことが出来たのにね」

 

充実した30代にする為に。もっと悩もう。考えよう。

たとえ今、クソみたいな生活をおくっていようとも。

 

そういえばブログを書くのも約2年振りか。

写真は撮らないと構図のセンスが衰えるし、文章は書かないと支離滅裂なものしか書けなくなってしまう。また始めよう。