五月病
五月病という言葉を調べると「新しい環境に慣れることが出来ずに憂鬱な状態」といった意味が書いてある。
今の仕事もそろそろもう少しで三年、私生活でも特に大きな変化もない僕には当てはまらない言葉だろう。
僕は今年28になる。
やりたいことはたくさんあるけれど、やる気と勇気を持ち合わせていないが為にずるずると大したこともせずここまできてしまった。何かやり始めるのに早いも遅いも本当はないのだろうけれど、何か「30までに今後の人生の方向性を決めなければ」という焦りがある。本当にやりたいことを20代でやりたいと言った数年前の僕に「30代で実現出来るように逆算して長期計画で動いたら?」と助言をくれた友人の顔が浮かぶ。木の棒しか装備していないのにドラゴン退治に向かう愚かな勇者さながらである。
最近どこかで見掛けた90歳のご婦人言葉がすごく印象的だった。(うろ覚えである)
「60歳の時にバイオリンを習おうかと思ったのだけれど、遅すぎると思って諦めたの。でも後悔してるわ。あの時始めていれば30年は楽しむことが出来たのにね」
充実した30代にする為に。もっと悩もう。考えよう。
たとえ今、クソみたいな生活をおくっていようとも。
そういえばブログを書くのも約2年振りか。
写真は撮らないと構図のセンスが衰えるし、文章は書かないと支離滅裂なものしか書けなくなってしまう。また始めよう。
職場の母
職場でとても頼りにしている人がいる。
同期なのだが社会経験豊富な主婦の方だ。
仮にPさんとしよう。
Pさんは自分の意見をはっきり言う人で、仕事の容量もよく、僕がした業務のチェックと仕上げも担当している。
僕はポンコツなのでわからないことも少なくなければ、凡ミスも多いのでお世話になりっぱなし。やれやれという顔をしながら怒ることなく指摘してくれてとてもありがたい存在である。
先日、某案件を急ぎで郵送しようと思い郵便局に向かおうとしたら、Pさんから「お金持ったの?大丈夫?」と心配され、他の先輩からはなんだかお母さんみたいだねと言われる始末。「そうね。二人目の息子を持った気分」というPさん。
一人前になれない自分を恥ずかしく思いつつ、なんだか微笑ましいなと思ったのであった。
価値ある出費を厭わぬ勇気
最近ラップ関連を動画を観るのにハマっている。
それよりも前から5・7・5・7・7に言葉をはめる短歌を好んでいるのだけれど、韻を踏むのはそれと似た美しさがある。
さて、題名について。
「無駄遣いしないで貯金しなさい」という言葉をよく親に言われる。
あまり価値を見出せないものにやたらお金を使うのは確かに望ましくない。
だけれども、価値あるものへの出費まで抑えてしまうのはとても悲しいことだと思う。
価格が安いからと大して必要ないものや、快適に使えないものにお金を使うのは無駄遣い。
価格が高くてもそれ相応の満足度を得られたり、人生を豊かにしてくれるものであれば価値ある出費。
僕はそう考えている。
というわけで普段は借りて済ますことが多いのに、CDを二枚買った。
どちらも最近出てきたバンドのようだ。
MusicVideoも丁寧に作られていて、とても応援したくなる。
何よりとても楽しそうに映っているのが、たまらない。
Special Favorite Music / Dribble (Official Video)
ストリートライブをしている人のCDもついつい買ってしまいたくなる。
3曲500円とかで売っているとグッとくるよなぁ。